一般企業でも、企業が指定した資格を取得すれば、資格手当が支給されることがあります。どの資格にいくらというのは各企業が決めるもので、金額は一定ではありません。介護職でも、資格手当を支給するところがほとんどです。

資格手当は資格によって金額が決められていて、難しい資格であるほど高額にしているところが多いです。持っている資格に対して手当がつくため、複数の資格があればそれだけ増え、収入がアップすることになります。

介護職での資格手当は、「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネージャー」などに支給しているところが多いです。資格手当の金額については事業所、施設によってまちまちで、一概にいくらとは言えないのですが、難易度の高い資格ほど手当も良いと言えるでしょう。

資格が無くても介護の仕事に就くことはできますが、全く資格が無い人と何らかの資格がある人とでは同時期に入職してもその時点で給料に差が出てきます。収入を上げたいのであれば、資格を取るようにしましょう。

事業所によって資格取得を支援しているところがあります。上位の資格になると独学では難しいので資格取得のためのスクールに通う方が良い場合もあります。そんな時にスクールに通うために勤務を調整してくれたり、受講費用を少し援助してくれたりする事業所もあります。

勤務している事業所が、資格取得することによってどれだけの手当をつけてくれるのか、資格取得のために支援してくれるのかを確認しておくと良いでしょう。もっと収入を上げたい方は、ぜひ介護職の手当を知り、役立ててください。